鶴岡市議会 2017-06-15 06月15日-02号
海上保安庁ではGPSやAISなどの航海計器の発達、普及など、環境の変化に対応し、効果的に予算を執行するという考え方から、必要性が低下した航路標識、いわゆる灯台を廃止し、配置の見直しを進めるとの方針でいるようですが、実際に今後見直しがどのように進められていくのか、また本市でその影響が今後出てくるのか、現時点で把握している状況の説明をお願いいたします。
海上保安庁ではGPSやAISなどの航海計器の発達、普及など、環境の変化に対応し、効果的に予算を執行するという考え方から、必要性が低下した航路標識、いわゆる灯台を廃止し、配置の見直しを進めるとの方針でいるようですが、実際に今後見直しがどのように進められていくのか、また本市でその影響が今後出てくるのか、現時点で把握している状況の説明をお願いいたします。
その後、8月に県の港湾事務所に加茂地区自治振興会長とともに灯台保存に関する要望を行ってまいりましたが、そのときの回答としては、現在の場所に航路標識として残すのは難しい。県としては、現在の場所から水産高校裏の緑地公園の整備予定地に移設して、モニュメントとして残していくという考えでございました。
現在波力発電は、世界各国で航路標識などに使用されるなど実用化や普及に向けた取り組みが進んでおり、国内でも三重沖での実証実験や東京都などによる実用化に向けた取り組みも進められております。山形県の吉村知事は、脱原発を即座に表明し、現在作成を進めているエネルギー戦略において再生エネルギーの導入に力を入れていこうとしております。
次に、荒崎灯台の存続についてでございますが、国から近年の航路機能発達などを受け、航路標識整備指針に基づいて廃止をするという方向性が打ち出されてはおりますが、加茂地域の自治振興会から地域のシンボルとして、また今泉港への入港の山合わせ目印として、さらには高台から日本海と鳥海山を望む観光施設として利用するために保存したいという要望も伺っております。
その灯台が制度改革の中で海上保安庁によって航路標識整備指針措置が講じられました。これは航路標識の見直しを行い、効果的かつ効率的な航路標識の整備を推進することを目的としている。つまりは整備指針に合致しない標識、必要性が低下していると判断された標識については、平成24年度までに計画的に廃止または移設していくということであります。